2010年1月1日金曜日

あけましておめでとうございます

新年、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

年越しは、高円寺の円盤で迎えました。freak out fanclubをはじめ、15組くらいのバンドを観ました。フリーク・アウトは、音も、声も、アンサンブルも、たたずまいも、仲の良さも、つまり全部がすてきでした。嫉妬するほどに。ぼくが音楽において大事だと思っていることを、ちゃんと大事にしている人たちだ、と思いました。1月9日の「私の考えるジャズ」には、フリーク・アウトが全員、参加してくれることになりました。おかげでうれしい年越しでした。

音楽をやっている人たちと一緒にいることは、つくづく楽しいものです。音楽の前では、お金もセックスも見えなくなってしまうような人たちが、ぼくは好きです。ぼくはもっともっと、音楽にふれたい、音楽の話がしたい、音楽をすすめたい、そう思っています。音楽に取り組んでいるかぎり、退屈はありません。

店長の田口さんが「もっと、わけのわからないものが観たい。みんな、ものわかりがよすぎて、つまらない。」と言いました。この言葉は、2010年になって最初に、胸に響いた言葉になりました。そう、もっともっと、わけのわからないものを、ぼくも観たい。「すでに説明のついているもの」ではなく、「いまだ説明のできないなにものか」へ。そんな点でもフリーク・アウトは輝いていました。

http://www.myspace.com/freakoutfanclub