2010年1月18日月曜日

「私の考えるジャズ」解散、「日本春歌考」再結成


2010年1月9日、「音楽の試飲会」に御来場いただき、ありがとうございました。

これまでで一番多くのお客様のまえで、これまでで一番いい演奏ができて、これまでで一番楽しいコンサートになりました。

この日のコンサートをもちまして、「私の考えるジャズ」は解散し、そのまま「日本春歌考」という音楽グループとして再結成しました。

「私の考えるジャズ」では、フリー・ジャズを目指していました。でも「日本春歌考」では、歌ものを目指します。そして、「幼稚園児のおゆうぎ会」のような音楽になればいいな、と思っています。

「音楽の試飲会」の模様を、YouTubeにアップしました。

【私の考えるジャズのテーマ】
http://www.youtube.com/watch?v=VHUfxtk2XHw&feature=player_embedded

【自転車置場】
http://www.youtube.com/watch?v=dWjIx_vzwoo&feature=player_embedded

【放射能 RADIOACTIVITY】(クラフトワーク KRAFTWERKのカヴァー)
http://www.youtube.com/watch?v=KHvVljmYlIM&feature=player_embedded

2010年1月2日土曜日

「愛の言葉」予告編

無声白黒短編映画「愛の言葉」の予告編ができました。 下記のアドレスをクリックすれば、YouTubeにつながります。

http://www.youtube.com/watch?v=3VRBAtawm0s&feature=player_embedded

音楽は、FREAK OUT FANCLUB「白目子のワルツ」と、直江実樹「in the storm」を、ぼく=私の考えるジャズがミックスしたものです(フリーク・アウトさん、直江さん、事後承諾ですみません)。

1月9日の「音楽の試飲会」では、約20分のこの映画に、私の考えるジャズ、直江実樹さん、フリーク・アウト・ファンクラブさんが即興で、映画音楽を演奏します。

純粋な映画作品としては、この「愛の言葉」がぼくの初監督作品なので、ルイ・マル監督のデビュー作「死刑台のエレベーター」(1957年)にちなんだことを、してみたくなりました。この映画、マイルス・デイヴィスが試写室で映画を見ながら即興で音楽をつけた作品で、いわゆるシネ・ジャズのハシリといわれています。蛇足ながら。

2010年1月1日金曜日

あけましておめでとうございます

新年、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

年越しは、高円寺の円盤で迎えました。freak out fanclubをはじめ、15組くらいのバンドを観ました。フリーク・アウトは、音も、声も、アンサンブルも、たたずまいも、仲の良さも、つまり全部がすてきでした。嫉妬するほどに。ぼくが音楽において大事だと思っていることを、ちゃんと大事にしている人たちだ、と思いました。1月9日の「私の考えるジャズ」には、フリーク・アウトが全員、参加してくれることになりました。おかげでうれしい年越しでした。

音楽をやっている人たちと一緒にいることは、つくづく楽しいものです。音楽の前では、お金もセックスも見えなくなってしまうような人たちが、ぼくは好きです。ぼくはもっともっと、音楽にふれたい、音楽の話がしたい、音楽をすすめたい、そう思っています。音楽に取り組んでいるかぎり、退屈はありません。

店長の田口さんが「もっと、わけのわからないものが観たい。みんな、ものわかりがよすぎて、つまらない。」と言いました。この言葉は、2010年になって最初に、胸に響いた言葉になりました。そう、もっともっと、わけのわからないものを、ぼくも観たい。「すでに説明のついているもの」ではなく、「いまだ説明のできないなにものか」へ。そんな点でもフリーク・アウトは輝いていました。

http://www.myspace.com/freakoutfanclub